09年 1月  

機体名   LONG EZ
エンジン  OS 46FS+ハットリパワーアップマフラー+K&Sスパイラルエキパイ
プロペラ  APC 10X8逆ピッチ
スパン   1.450・
翼型    前翼/クラークY 主翼/Sカンバー型
操舵    前翼/エレベータ 主翼/エルロン及び空戦フラップ ノーズギア/ステアリング スロットル
重量    約2500グラム(感)
プロポ   JR PCM9X 5サーボ
購入先   KK HOBBY
レタリング パソコンで製作(製作ソフト イラストレータ10.0)
オーナー  オオタカズヒコ

かねてから欲しかったLONG EZを遂にゲットしました。
初飛行は2008年12月20日 初飛行はいつもながらドキドキの足ガクガクです。
とりわけこの手の機体は分からないことだらけです。何カ所かの改造をして
組み立てましたが、一応説明書通りにセッティングをして初飛行に望みました。
中国製はやはりいい加減な感が否めません。

離陸直後竿立ちホバリング状態に、プッシャー推進のためこの状態では
舵はほとんど効かず絶体絶命、急遽着陸を試みたのですが
後重心が過ぎ、また全翼の揚力が残りすぎてフレアーが止まりません。
速度を抜けば抜くほどフレアーが勝手に強くなっていきます。
知る所に よるとカナード(先尾翼)機は着陸の際、前翼が先に失速するため
全体の失速特性は極めて穏やかとか。にもかかわらず最後は全体失速で
ハードランディング してしまいました。

セッティングの変更、改造は以下の通りです。
重心の変更にノーズに約300グラムのウエイトを追加。全翼の迎え角を小さく改造。
ノーズギアを短くして滑走迎え角が小さくなるよう改造。
前翼のエレベータから主翼エルロンにフラッペロンをミキシングして空戦フラップの
セッティングに変更。エルロンデファレンシャル。
燃料タンクの前後向きを入れ替 え。
といった調整を繰り返しました。
現在は絶好調。猛烈なトップスピードとツバメのような美しい旋回は鳥肌もの!
普通型の機体とは一味も二味も違います。ラダーがないためナイフエッジは
出来ませんが背面飛行を含む一般的なアクロバットは問題なくこなせます。
エレベーター操作に独特の癖を感じますが離着陸も極めてスムーズに出来るようになり、
調整しごたえ有りの楽しい一機となりました。
(写真は調整前のものです)

 

 

 

 

 

                                      画、文 by オオタ

【戻る】

inserted by FC2 system